−水戸大神楽の正しい歴史を後世に伝えるために−

<破の章> その3 続 宗家・家元の証明(予告編)

 
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人の心を汚してしまう達人≠ェいます。その人物と関わると必ず禍々しい人間に仕立てられてしまうようです。「あの野郎」「あいつ」に始まり「天井裏にぶん投げてあった獅子頭」「あいつらにどうのこうの言わせねえ」等々。聞くだに忌わしい表現が続いています。 本当にその当人が言っていたのかは分かりませんが私が問いたいのはそれらを招介する側の人間の見識・知性・品性の問題なのです。私憎し、のあまりどれほど自分の父や周囲の人々を低劣な人間に仕立てあげているのでしょうか。

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「木」を見て「森」を見ない例えがありますが、個々の裏話のみをさも全体を通してであるかのように問題をスリ代える手法でも匠≠フ域です。再三、再四指摘しているように、彼はその大半が「裏話」のみの積み重ねでしかない陳腐な「論陣」に終始してきました。私に対する父や叔父たちの批判はそのまま彼には倍以上に及ぶと理解した方がよいと思います(例えば父「歌ではなく奇声、蛮声の類である」(平成10年「展示館」会場での公演に際して)叔父「メグロの声になっていない」「芸は半分もない」等々)。さらにこの人物は廃棄物処理会社の経営者であり、彼の一門はその大半が社員です等々。ここでそれらを書き連ねればそれこそ「泥仕合」であり「骨肉の争い」そのものでしかありません。

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「嘘も百回言えば真実になってしまうものだ」(独裁者の言)
今回「母の実家の叔母」なる人や「隣家の嫁」なる人まで登場したが、どうかこの人たちまで彼と同類の「嘘つき」にだけは絶対にしないで下さい。母の部屋にはかつて姉や孫たちが寝泊まりしていたのです。母が入院していた病院は「訳のわからぬクリニック」などではなく、彼自身が経営する廃棄物処理会社が仕事を戴いているではないですか。私の知っている伯母(母の義姉ですから「叔」ではなく「伯」が正しいのです)は絶対に「嘘」を言う人ではありません。「隣家の嫁」なる人も「嘘つき」は大嫌いな人です。

父が道具部屋(なんと失礼な!父母の思いが込められた部屋であり、それ以前は新築した母屋の1階部分全体を10年近く使用していたものです)からの「出棺」を嘆き、「その通りになってしまった」と「隣家の嫁」が泣いていた、と。「隣家の嫁」を彼はよくもそこまで「嘘つき」に仕立てたものです。彼は自分の野心のためには嘘八百を並べても平気な人間ですが、私の知っている「隣家の嫁」とその家族は絶対に「嘘」をついてまで人を陥し入れることなど望んでいないと確信しています。

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父の亡骸は母家の「床の間」付の和室に奉安しました。彼そして姉たちもそこで通夜をしたのではありませんか(嘘と論争は全く違います)。告別式までの3日間、町内の人たちをはじめ弔問の来訪者は絶えることなく、父の最後(出棺)の部屋は花々で満ちていたのです(告別式当日にだけ「お父っちゃん」と公衆の面前で泣きマネをした姿は多くの参列者に今も記憶されていますよ)。「隣家」についてもかつては長女のみならず次女の結婚式の司会まで私が依頼されるほどの関係が続いていたのであり、隣家新築の時もできる限り支障がないように配慮したつもりでした。全ての問題は彼のところへ出るようになってからのことなのです。私が知っている水戸の民俗芸能の人たちは陰でクスクス笑いをするような卑劣な人間など一人もいません。彼だけを除いて、皆さん実に立派な良識ある人々なのです。いかにも私の孤立や人格的欠陥をアピールしたいのでしょうが、その人たちまで自分と同類にだけは仕立てないでください。周囲の人々と私との離反を促し、自分から離反されることに怯える心根が窺えてなりません。そして何よりの結論は父が最後まで彼の世話になるとは云わなかった事実で勝負≠りと思うのですが。

宗家・家元の証明の続編は客観的事実のみを記します。どうぞ他の人たちなど巻き込まず、彼自身の責任で誠実に答えて欲しいと思います。私は、「我一代」の責任で書いていますから。

如 是 我 聞

<予告>

「勝手に商標申請」(2008年4月9日付読売新聞)の類は違法行為として処罰対象であり、厳禁です。彼の正当性の前提(資格)の全てを崩壊させる事実となるでしょうか?

 

続 鴨川≠フ流れは何処へぞ

<予告>

現在、存命中の人々は利害関係などで左右されやすいが、物故した人々だけはどうすることも出来ません。(泉下の方々には申し訳ないことですが)正しい歴史のために、この人々に真実を語り、証明してもらいます。「磯乃家勝三」なる人物の正統性の主張を完ぷなきまでに突き崩す事実証拠になるでしょうか?

続 解き難い矛盾

<予告>

「直木賞作家が無断使用 謝罪 連載打ち切り」(2008年3月16日読売、産経)のニュースがあり、留保してきた平成18年刊行の2冊の本(「道」「事典」)について驚愕の「内部告発」も含めた決定的事実のみを記載します。この本の全ての根拠を失わせるに等しい有無を云わせぬ一撃となるでしょうか?

幕間(まくあい) −消息− へと続く...