水戸大神楽の歴史書については、これまで外部研究者による「茨城の芸能史」(県教育委員会・同文化団体連合)「水戸大神楽」(河野弘氏)等の労作があり、客観的資料としても貴重なものですので是非一見をお勧めします。家伝・口伝等も含めての由来は、家元の著作集(三部作)に綴られていますが、今回はさらに最新の活動成果も踏まえて「かんころ −大神楽・水戸宗家の世界−」(私の履歴と水戸大神楽の一考察」も含めた書き下しも掲載)に纏めて執筆する予定です。
特にこの中には水戸大神楽における「歴史の生き証人」とも云うべき先代家元の二世正楽(現・寿翁)が、真実の歴史を語る特別インタビューも掲載する予定です。水戸大神楽と現在それを担う唯一の大神楽・柳貴家神楽の正しい歴史を知る決定版です。 |